

海の盆最終日の最後の行事として「瑞巌寺 大施餓鬼会」が行われました。実行委員の誰かが「海の盆は日常を大施餓鬼会につなげるためのプロローグのようなものかもしれない」と言っていた事がありました。七百有余年続いてきた盂蘭盆の行事。私たちはその伝統に少しでも触れようと、温故知新、そして原点回帰の取り組みとして「松島流灯会 海の盆」を行ってきたのかもしれません。
厳かな行事が終わり、海風が少しだけ涼しく感じるなと思った瞬間、最後の供養花火が打ち上がりました。そして、最後の歓声とともに、松島の夏祭りが終わりました。
長かった準備期間が信じられないほど、あっという間にすぎた三日間。「松島流灯会 海の盆2012」の全行程は無事終了しました。また改めて、振り返り、反省し、思い出を語り合う場を設ける事にして、ひとまず「おつかれさまでした」と関わったすべての方々に、御礼とともに申し上げます。それでは、ありがとうございました!!