

開催日も近づきスタッフは大忙しの毎日です。本日は円通院さんの紹介で、急遽、兵庫県の「三田まつりを考える市民の会」代表の梅澤豊和さんという方とお会いしました。協賛金の縮小で、中止になりかけた三田市の花火大会を開催にもっていった実績のある方だそうです。
その梅澤さんから、花火を上げる資金の援助をしたいという申し出がありました。
とてもありがたい申し出です。ただ今回、供養花火として少量の花火は打ち上げる予定なものの、花火に関しては従来の「松島灯籠流し花火大会」が中止になり、その代わりに「松島流灯会海の盆」になった経緯を説明。
その理由として、協賛金だけの問題ではなく、震災により被害の大きい近隣地域への配慮と、震災のダメージの残る海沿いで14万人規模のイベントは安全面や警備面で現実的に難しいことなどお話ししました。
そして従来の華やかな花火大会に比べれば小さいかもしれないが、町の人たちが祭作りに参加し、身の丈にあったお祭を行い、そして育てていきたい思いもお話し、もし、お許しいただけるのならその資金を、花火に限定せず、鎮魂の光、希望の光として松島の海に浮かべる灯籠などの資金に使わせていただきたいことをお願いしました。
梅澤さんはお話を聞いてくれ、「まちの人が喜ぶ形で有効に使ってくれれば」と言ってくれました。そして「早速明日から三田で募金の準備をします」と握手してくれました。
関西の人は本当に人情深いんだなあと感動。応援してくれる人たちのためにもなんとしても良いお祭にしなければと気合が入りました!